こんにちは！

梅雨に入ってからも晴れる日が多く、植物たちが少ししんなりしているなぁと感じていましたが、今日は少し天気が崩れ、花や木が生き生きと輝いているハチ高原です。

やまなみの横のヤマボウシの木は、先週ちょうど花のピークを迎え、真っ白な色が緑に映えてとても美しかったです！！

また、やまなみのお庭では、オカトラノオ（丘虎の尾）の花が今、こぼれ落ちそうなほどの満開です！

（沢山の小さな花が密集してボリュームのある真っ白なシュッとした形をつくっていますが、なんとなく、虎のしっぽの形に見えますか＾＾？）

梅雨の時期には他にも、ギボシやイワガラミなど、なんだか白い花が多いような気がします。

曇り空が多い梅雨の森は薄暗くなるのですが、白はその中でとてもよく映える（目立つ）色なのだそうです。

暗い森の中でも、虫にパッと見つけてもらい花粉を運んでもらうための、植物の生きる知恵なのかもしれません。

さて本日は、そんな花々が美しい夏目前のハチ高原で行われる、夏のイベントのご案内です！

「夏のチョウ観察会」ということで、ハチ高原をフィールドにチョウの観察を行います。

特に注目していただきたいのは、「ウスイロヒョウモンモドキ」という、豹のようなまだら模様が特徴的な小さなチョウです。このチョウは実は絶滅危惧種となっているのですが、豊かな自然が残るハチ高原には、なんと未だその生息が確認されています。

先程写真でもご紹介したオカトラノオの花が大好きで、夏になると花の周りをひらひらと飛ぶ姿を見かけることも・・・。

（上の写真はウスイロヒョウモンによく似た『ヒョウモンチョウ』です。）

開催場所となる高丸山は小さな子どもさんにも無理なく登れる山なので、体力に自信のない方や、ご家族連れでのご参加も充分可能かと思います。

7月10日は参院選の投開票日ですが、養父市内の方やご参加可能な方は、参加費無料のイベントですのでぜひお気軽に申し込んでみられてはいかがでしょうか。
初夏の爽やかな高原の自然を満喫するとともに、お子様やお友達と自然や環境のことについて少しだけ意識するきっかけになってくれると嬉しいなぁと思います(*^^*)

お問い合わせはこちら

「兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会」
080-5719-6937