こんにちは。
シモツケの季節になりました。
やまなみの庭にも大きなシモツケの茂みがあり、初夏の頃に花を咲かせるのですが、同じ枝から白い花やピンクの花、
…そして白とピンクの花⁈
紅と白が同時に咲くのはゲンペイシモツケといい、紅白に咲き分けた花色を源氏と平氏の旗色に見立てた呼び名なのだそうです。
同じ所から紅白混じって咲いているなんてなんだか不思議ですが、とてもきれいです。
しばらく続いた雨で全体に倒れ気味になっていたのですが、昨日、今日で少し持ち直してぐぐっと起き上がってきてくれました。
近年は、梅雨とはいえ激しい降り方をする年が増えてきたように感じます。
このような異常な前線の停滞や大雨は、地球温暖化など近年の気候変動も無関係ではないようです。
自然は人間に癒しや活力を与えてくれますが、その美しい面ばかりを見て、自然を恐れ敬う気持ちを忘れてしまってはいなかったか、普段の生活は地球に負荷をかけ過ぎていたのではないだろうか、と改めて思い知らされるような…
本年度は新型コロナウイルスの影響によりまだ先行きが不透明ですが、
自然学校・林間学校で無事ハチ高原に来ることができるなら、児童・生徒の皆さんには本物の自然と触れる経験を通して、自然の「美しさ」「素晴らしさ」だけではなく、「恐ろしさ」「力強さ」という面も感じ取ってもらえれば…そして、地球温暖化や環境問題をはじめとした、「自然と自分とはこれからどう関わっていったらよいのか」を考えるきっかけにしてもらえたらなと改めて感じます。
どうかこれ以上の被害が出ませんように。
いつにも増して、梅雨明けが待ち遠しく感じられます。