こんにちは!
いよいよ本格的に梅雨入りする地域も増えてきて、ハチ高原でも雨模様の日も増えてきました。
久しぶりの雨に、カラカラだった植物たちはけっこう嬉しそう…^ ^
気温は少し肌寒いくらいです。
そして森では、この時期なぜか「白い花」が断然増えてきます!
さて……それはなぜでしょう⁈
(突然ですが問題です。正解はこのページの最後に^^!!)
周囲を森に囲まれたやまなみの敷地内でも、ぱっと目を引く「白」が増えてきました^_^
やまなみ看板横のヤマボウシ。
これだけびっしり花がつく年はなかなかありません!見事!
今年は赤いさくらんぼ大の実がたくさん生ることでしょう♪
表面にはつぶつぶの模様があり、味は…
機会があれば、皆さんもぜひ食べてみて下さい)^o^(
(自然学校・林間学校でも、季節があえば生徒さん達と一緒に食べてみることも♪)
こちらは大型種のギボウシ!
一枚の葉っぱが直径40センチはあろうかという…
(上の写真のギボウシの3倍くらいのボリュームです!)
涼しげな白い花が、まもなく見頃です。
そして、この時期の山で特に存在感を発揮しているのは、やはりウツギです!緑の濃くなる山々のそこかしこに見える、溢れんばかりの白い花の群生は本当に素晴らしい眺め!
見ていてとっても爽やかな気分に(*^_^*)
雨の日が続くとなんだか気分が沈んでしまうこともあるかもしれませんが、足元の植物たちの生き生きとした様子が目に入ると、少しだけ楽しくなってくるかも…^^⁈
さてさて、では最後になりますが、問題の答えです!
正解は………
「虫たちに見つけてもらうため」
です!
梅雨の時期の薄暗くなった森の中で、虫の目に1番見えやすい色は「白」なんだそうです。
この時期の山に白い花が増えてくるのは、虫に確実に自分を見つけてもらい、花粉を運んでもらって子孫を残そうとする、植物たちの生きる知恵、なのかもしれません^^
「綺麗だなぁ~」とぼんやり眺めていた花々にそんなドラマがあると思うと…なんだか見る目が変わっておもしろく感じませんか(*^^*)?
梅雨の時期ならではの、何か楽しみを見つけて、楽しく長雨の季節を過ごせると良いですね。